気田の家との別れ

3月23日(月)大安。

父が昭和29年に建てた”家”を売却した。

住みたいというヒトにめぐり合い、手放すことにした。

61年の年月がたった思い出の家ではあるが
父が平成元年に亡くなり、母が一人で約20年間過ごした家。

昭和25年生まれの私が、4歳から15歳まで過ごした”実家”ではあるが、
母が平成18年に倒れてから、ずっと空き家状況であった家。

お彼岸、お盆、年末年始・・・・墓参りもかねて通った家。

親父が、精魂こめて作った家。
東京の建築士が設計し、良い材木を集めてつくった家。

当時の値段で、約85万円。

昭和35年の伊勢湾台風で、倒れた木の塀がブロックに変わった以外は
ずっと、そのままだった家。

庭の木、畑・・・・それぞれ思い出の残った家。

2月、3月とほとんど毎週末に、片付けに通い、コンテナ3台にものぼった
思い出の品々・・・・

母の尋常小学校、榛原女学校の卒業証書や、父の戦士広報やら、葬式の不祝儀一覧、第2次大戦の召集を受けた際の壮行祝儀一覧(サイパン島)、捕虜で暮らしたハワイでの英語の勉強ノート、姉の出産祝い一覧などなど・・・・

ゆとりある”田舎暮らし”ができるなら・・・・とも。

前日の22日には、姉、弟と最後の掃除をして、別れを告げた。

これもひとつの区切り。

材料も良いし、土台もしっかりしている・・・・
ぜひ、ずっと建っていてもらいたいものだ。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック