”山林”。その想い

しん!とした冬の杉木立
画像






新たな年が開けて、1週間過ぎた、3連休最終日・・・1月9日・・・
誰も住まない、山里の生まれ故郷の”家”に、そしてオヤジの墓に新年の挨拶。

これも長男の”務め”か?

年末に飾りつけた、正月の装いを片付け
久しぶりに{猫の額}ほどの、我が”山”に・・・・入る。

天龍地区の材木を買い、商った材木屋のオヤジが残した、わずかな一町歩に満たない  ”遺産。

標高400メートル。ふるさとの住み家をはるか眼下に見下ろす、北斜面の山林。
樹齢七〇年ほどの杉林。オヤジの遊び場・・・60歳過ぎの高齢になって
”下刈り鎌”、なた、ノコギリなど三首の神器を持って 「山に行ってくる」といって嬉々として出かけた姿。

冬の”山”は、静粛、そして”清潔”。

邪魔な葉っぱや草は枯れ、視界は広がり・・・
何よりも、寒さの中に「りん!」とした空気に包まれる。

虫や、蛇などは、隠れ・・・生きているものは、杉や檜のみどり、そして低木の常緑樹のみ。
夏場には入り込めない場所まで入り込める。

わずか、3000平方メートルの山の中。
木漏れ日が、樹間から地上の下草・・・というより落ち葉の褐色の絨毯を照らす。

冬の風が上空を”ザーッ”と吹き抜ける。

そして、地上10メートル以上に伸び、すっくと天に立つ杉の幹が、大きく揺れ、左右の木立とぶつかり合い・・・
「ごん、ごん」と音を鳴らす。

周りに何も音がしない空間に、新鮮な”音”が響く。

”冬”の”山”・・・・厳しくて、寂しいこの空間・・・ひとりで歩く。

こんな瞬間も・・・・素敵だ。
自然の財産に遊ぶ オヤジを思い出し、その瞬間を共有出来たような感覚を味わう。

山に青々とした色を残す”香花”を数本手にし、
オヤジの仏前に手向ける。







冬の山。

iPhoneから送信

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

ナイス

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック