お手軽雲上の世界・自分だけの夏休み

夏です!行ってきました「木曽駒が岳」。予定外の一泊山行き。

標高2,500m以上の世界に魅せられて・・静けさと空気の良さと、なにより涼しい。

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            <木曾駒ケ岳宝剣岳から望む雲海の上の南アルプスと富士山>

17日(金)に行こうと・・・・思い立ち、「燕岳」か「乗鞍岳」にと思い、朝2時ころ出発の予定でいたのだが、前夜のつきあい酒がたたり、目が覚めたのは5時。

中止するのも癪に障るし、「じゃあ、お手軽日帰り雲上ツアーを」と、
ロープウェイでいける「木曾駒ケ岳(2,956m)」に、急遽、目標を変更。
 
「日帰りで行ってくるから」と、朝7時に出発。
予定では、11時頃、駒ヶ根に着いて、2,956mの頂上まで行って戻ってきて16時、帰宅が8時か9時・・・・のはずが???。
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予定通りに東名・中央道経由駒ヶ根ICには11時に着いた。

ところが、しらび平ロープウェイ駅に向かうバスセンターには人の行列。
待ち時間が約1時間。
「そうだ、ここは待たされるのは当たり前って言われていたんだ」、と気づいてももう遅い。

やっと、ロープウェイ駅に着いたのは、12:50。
ここで、さらに「えーっつ」。
渡された整理券の乗車予定時刻は、2時間あとの14:51。

携帯は使用不可。自販機と簡単な売店のみで休憩所もない。
「ディズニーランドだって、ここまで待たないよねー」というカップルの声。
気軽に2700mの世界を体験できるとあって、お客は老若男女千差万別。

何もすることもなく、じーっつと待つしかないようだ。
ここまで来た以上は、もう行くしかない。(往復3,800円のチケットも購入済み)
山で食べる予定で仕入れてきたおにぎりと水で昼食。

でも、午後はガスがかかったり、雷の恐れもあるんだよな・・・と不安な気持ちに。
万が一を考え、家人に衛星公衆電話で「泊まってくるかも」と連絡。(結局、その後、次の日の午前中まで家には連絡できませんでしたので、無断外泊)
ロープウエイ駅の壁面の山小屋の宣伝看板の電話番号もメモする。

やっと来たロープウェイに押し込まれ、15:20頃に千畳敷に到着・・・、
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空は真っ青。緑と花崗岩のコントラスト、雪渓も少し残っている。
カール内では、観光客が数多く散策している。
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                                    <八丁坂の急登>
ここからはとにかく時間との勝負。早足で、乗越めざして急登を進む。
この時間、登る人は見当たらない。中高年の6人ほどのパーティーが一組先行している。
「泊まりになるかも・・」と、気ばかりあせる。

天候は、まだ良い。ガスの気配もない。

乗越には、4時に着く。樹木はない雲上の世界。
ヒトはほとんどいない。
振り返ると、眼下には千畳敷が広がる。
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ロープウェイ乗り場のスピーカから、乗車番号を知らせるアナウンスが聞こえてくる。
「今から戻れば、5時の最終で帰れるが・・・・。」

でも、見事なほどに風もなく、青空と真っ白な雲が頭上にひろがり・・
前には、宝剣岳(2,931m)と中岳(2,925m)が・・・、
稜線に続くどこまでも歩いていきたくなるような、登山道。
周囲には山塊と雲海が・・・・この魅力。あとは、日の入りとご来光が・・・見たい!。
「えーい、泊まってしまえ・・・」。
では、どこに泊まろう・・・?
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                           <手前が宝剣岳山荘/むこうに中岳、駒ケ岳>

目の前には、宝剣岳山荘がある。でも、まだ、4時過ぎ。

たしか、頂上山荘もあったよな、と中岳越えでめざす。
しかし、ここまでのハイペースがたたってか、足があがらなくなって・・・。

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                                            <中岳・山頂>
実は、こっそり情報で「頂上木曾小屋」以外は、同じ会社が経営してるんだが、
山小屋とはいえなくてただの小屋だよ、と教わっていたのだが、駒ケ岳山頂を越えていく力がなくなり、5時すぎ、ブルーな屋根の「頂上小屋」の扉をひらく・・。

登山靴置き場には、10足ほどの靴が・・・「あ、意外と空いているんだ・・・」。
指示された室には、お父さんと息子の2人連れと3人で使用。
確かに、山小屋の華やかな雰囲気は、ないな・・と。
夕食は、ハンバーグにミニグラスワインつき(これで8000円が高いか安いか)。

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                          <駒ケ岳から・下の青い屋根が頂上山荘>

とにかく、俗化した木曾駒ケ岳といっても、山頂に宿泊するヒトはごくわずかで、
山小屋も気の毒なぐらい空いていて、
でも、なんといっても、標高は2,800m前後ですので、高山には違いなく・・・、
5時半の夕食の後は、西の空をオレンジに染めていく、日没の風景、眼下の夜景、そして見事なくらい輝く星空を・・・ああ、雲上の世界の至福の時を・・・・
                                   
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 <ご来光>
18日は、朝食前の午前5時前には駒ケ岳山頂で見事なご来光。
6時半には山小屋を出て、ゆっくり中岳を超え、あたりを散策しながら帰路へ。




スリリングな「宝剣岳」山頂にも、天候にめぐまれて登ることが出来ました。
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      <宝剣岳へのルート・鎖の岩場を登ります。左手が山頂>


<宝剣岳山頂・ヒトが2,3人立つのが精一杯>
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登山道には、土曜日とあってか、朝早くから、登山客が殺到してきました。
ここは、ツアー客が多いんです。

可愛いイワツメクサやチングルマの綿帽子みたいな実や、黄色のシナノキンンバイやミヤマキンバイ・・ 


                     
   <チングルマの綿帽子>

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   <可憐な白い花・イワツメクサ>
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 <まだ、咲いていたコバイケイソウ>
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あとは、ふもとに戻り、「コマクサの湯」という日帰り温泉(600円)で体をほぐし、
有名な「ソースカツ丼」を食べ、・・・・自分だけのひそやかな夏休み!!終了。

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この記事へのコメント

湯っこ
2007年08月20日 09:12
写真拝見しまして、もう言葉がありませんね!こんな世界があるだなんて☆実際見ることができたら感動して泣いちゃうかもしれません!!
でも、本当こんな景色を見ることができたら、やなことがあっても、すごくちっぽけなことに思えちゃいますよね!気分も爽快で、物事も前向きに考えていけそうな気がします♪
私も11月に先輩と高尾山へハイキングに行く予定です♪
Nan
2007年08月27日 17:11
綺麗な風景、かわいい花 山って、自然っていいですね。
新しい自分に出会えるような・・・。
登山に興味があるものの何からはじめていいのかわからない今の私ですが、この写真をみたらマスマス興味が湧いて来ました。
何からはじめようかな~ と考えてます。








ためいき
2007年08月27日 22:42
Nanさんへ・・
いいですよ。空と自然と、かわいい花。
おすすめは、白馬。白馬観光公社主催の現地ツアーは、少々値がはりますが、初心者でもゆっくりたのしめますよ。

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